金融業界
金融業界においてどのような問題点を抱え、どのようにスキャニング導入で効果を見出したのかをご紹介します。
証券会社の導入事例
スキャニングサービスは最近ではどの業界でも導入実績があるかと思いますが、ここでは紙管理(文書)が他業界に比べ多いと言われている金融業界にターゲットを絞り、証券会社の導入事例をご紹介していきたいと思います。
証券会社ではどのようなことに問題点を感じ、スキャニングサービスを導入することによってどのような効果があったのでしょうか?
《導入前の問題点》
・口座開設顧客が増え、増大する業務処理の拡大に対応が仕切れていない
・量が多く、ファイリングに時間が掛かってしまう(ナンバリングを振りつけ、支店単位で重要書類を格納)
・多様化する監査、検査への対応にかなりの時間を費やしてしまう
・紙管理による災害リスクの危険性と不安
《解決策》
本人確認書類、及び口座開設申込書のスキャニングにより、従来の紙管理からの脱却を図り業務効率化を目論む
《実務》
スキャニング内容
口座開設申込書 400万枚
本人確認書類 600万枚
《導入効果》
【業務効率化とコストの削減】
・書類の検索時間を大幅に短縮でき、業務効率化の実現ができた。
・事務作業人員を大幅に削減することができた。(従来の10%程度の人員で対応可能となった)
【迅速な問い合わせ対応】
・お客様対応を迅速に行うことが可能となった
・調査、検査等への対応もスムーズになった
【オペレーションミスの防止】
・各支店間のFAX等が殆ど無くなり、誤送信による情報漏えいリスクが抑制できた
【災害リスクの未然防止】
・電子化したデータを活用することで、紙原本を厳重な倉庫へ保管することができた。
ここで挙げた事例はほんの一例ではありますが、業界全体として同じような悩みを抱えている企業は少なく無いと思います。
セキュリティの強化、業務効率化の促進、お客様対応の効率化、検索時間の短縮など挙げればキリが無いほどメリットはたくさんあります。
導入を決定するまでの道のりは決して簡単では無いかもしれませんが、コスト削減を含めた企業強化の一環として、ぜひスキャニングサービスをご検討されることをオススメさせて頂きます。