CO2削減との関係
紙文書を電子化することにより、環境問題にも影響を与えます。
例えば、オフィスで排出される多くのCO2は電力で占められているので、コピーをしなくなれば電力が抑えられたり、紙文書の保管の為の倉庫も小さくすればするほど電力も削減していくことが可能です。紙文書のペーパーレス化によって外部環境が大幅に変化し、それによってCO2が約80%も削減できるとも言われています。
ここではCO2削減の仕組みについて少しご紹介して行きたいと思います。
電子化によるCO2削減の一例
紙は木からできており、1本の木からおよそ10,000枚の用紙が作成できると言われています。
10,000枚の用紙を焼却すると約13.6kgのCO2が排出されます。そして、1本の木が1年間でCO2を吸収する量は約11kgと言われています。
結果として、紙文書を主体として利用していることにより、1本の木が吸収できるCO2の量を吸収できなくするばかりか、1本の木からできた紙を焼却することによってCO2を増やしてしまっていますので、ペーパーレス化することがCO2削減の一因となっていることがわかってくるかと思います。
電子化によって廃棄される紙文書
ただし、不要となった用紙の焼却をしなかった場合、CO2はさらに削減が可能となります。
焼却ではなく『溶解する』ことによって、CO2発生を抑制するばかりか、紙資源としてリサイクルし、1/3~1/5のエネルギー(電力の抑制)で製紙することを実行しているスキャニング業者もあります。
ぜひ、多くの企業でペーパーレス化を推進し、CO2削減に社会全体で貢献していってもらいたいと思います。その為には、ぜひ電子化を企業として検討し、実際に導入していくことが必要であると思います。
「電子化をどこからやればわからない」「何をすればいいのかわからない」という方は、まずはスキャニング業者に「何をどうしたらいいのか」、気軽にご相談されることをおすすめいたします。